東洋医学臨床論|鍼灸師国家試験問題|121問〜140問

第27回国家試験 問題137

「63歳の女性。主訴は尿もれ。咳をしたり、重い荷物を持ったりすると尿がもれる。腰背部がだるく、足が冷える。舌は淡で歯痕、脈は沈細。」本症例の尿もれと最も関係するのはどれか。

第26回国家試験 問題126

徒手検査所見と罹患部への局所治療穴の組合せで最も適切なのはどれか。

第28回国家試験 問題132

高齢者に対する評価法とその目的との組合せで正しいのはどれか。

第21回国家試験 問題134

次の文で示す症例についての問に答えよ。
「28歳の女性。日頃から便秘気味だが月経後に症状はひどくなる。便意はあるが排便困難で、便が少し出るだけである。顔や唇、爪の血色は悪く、倦怠感やめまいがする。脈は細。」
この患者の病証に対する治療方針として最も適切なのはどれか。

第30回国家試験 問題139

次の文で示す病態により生じたスポーツ外傷・障害に対する検査法はどれか。
「膝関節の屈伸動作時に、ある組織が大腿骨外側上顆で繰り返し摩擦を生じる一種の使い過ぎ症候群である。」

第29回国家試験 問題136

次の文で示す症例の罹患筋に対する刺鍼部位として最も適切なのはどれか。「20歳の男性。右利き投手。オーバースロー投球時のコッキング期に右肩峰の前下方に痛みが出る。インピンジメントテスト陽性。」

第25回国家試験 問題125

脳卒中後の後遺症による上肢の屈曲拘縮に対し、拮抗抑制を利用する目的で低周波鍼通電療法を行う場合の経穴の組合せで最も適切なのはどれか。

第22回国家試験 問題132

次の文で示す患者の頭痛発作時に対する治療方針として最も適切なのはどれか。「27歳の女性。最近、仕事が忙しくなり残業が続いている。時々、拍動性の頭痛が数時間から1日続く。発作には前兆があり羞明を伴う。医療機関を受診したが、器質的病変はみられなかった。」

第29回国家試験 問題128

次の文で示す異常歩行に対して筋萎縮の予防を目的に低周波鍼通電療法を行う場合、治療穴の組合せとして適切なのはどれか。「つま先が上がりにくく、膝を高く上げた後、つま先から接地するように歩く。」

第27回国家試験 問題130

局所治療穴として曲池が最も適切なのはどれか。

第28回国家試験 問題136

「71歳の男性。100mの歩行で左下腿後面に絞扼痛が出現、休息で軽快。仰臥位で両下肢を挙上させ30秒足趾を屈伸させると患側足底部が白くなる。SLRテスト陰性。」本症例で、症状のある筋の支配神経近傍に刺鍼し、低周波鍼通電療法を行う場合、最も適切な経穴はどれか。

第21回国家試験 問題119

次の文で示す患者に八会穴を用いて治療する場合、適切なのはどれか。「51歳の女性。6か月前から上腕外側に刺すような痛みが発症。舌診では舌下静脈怒脹、腹診では小腹急結がみられる。脈は細濇。」

第28回国家試験 問題121

次の文で示す症例に対して灸治療を行う場合に最も適切な経穴はどれか。「60歳の女性。主訴は陰部掻痒感。4日前に深酒をした。昨日より右膝内側から大腿部内側のひきつれ感がある。脈は左関上の浮数滑。」

第30回国家試験 問題159

次の文で示す症例について、問題 159、問題 160 の問いに答えよ。
「60 歳の男性。主訴は足のむくみ。近医で乏尿ではないが、尿量が少ないと指摘された。残尿感はない。下痢しやすい。舌は胖嫩、歯痕、白厚膩苔、脈は滑を認める。」
問題 159 治療すべき臓腑はどれか。

第28回国家試験 問題122

次の文で示す症例の治療穴として太衝とともに用いる原穴はどれか。「49歳の女性。半年ほど前から、めまい、顔のほてりが起こりやすく、汗が出やすい。腰や膝がだるく、力が入らない。閉経している。舌質紅、脈細数。」

第24回国家試験 問題127

次の文で示す症例について、問題126、問題127の問いに答えよ。
「38歳の女性。1か月前から家事動作で右手首の橈側が痛むようになり、近医にてドケルバン病と診断された。湿布を続けたが徐々に痛みが増強したため来院。」

問題127
罹患筋に対する鍼施術で適切な経穴はどれか。

第26回国家試験 問題139

「36歳の女性。締め付けの強い下着をはくようにしたところ、最近、太ももの外側部に痛みとしびれが起こったので来院した。運動麻痺はない。MRIでは腰椎の異常はなかった。」本症例の障害神経はどれか。

第29回国家試験 問題133

L4‒L5間の後外側への椎間板ヘルニアによる下肢の痛みに対する局所治療穴として最も適切なのはどれか。

第29回国家試験 問題152

「45歳の女性。主訴は倦怠感。1か月前より強くなった。寒がりで、動作が緩慢である。食欲低下、便秘、月経過多、徐脈を認める。」病証として最も適切なのはどれか。

第28回国家試験 問題139

「18歳の男性。主訴は頭痛。7日前に薄着で体が冷え、その日の夜から悪寒、発熱、頭痛を自覚し、風邪薬を飲んでも完治しない。咳と痰はなく、汗をかきやすい。舌は薄白苔、脈は浮緩。」病証として最も適切なのはどれか。