東洋医学臨床論|鍼灸師国家試験問題|141問〜160問

第25回国家試験 問題132

下顎を挙上し後方移動すると顎関節が痛む場合、主動作筋への局所治療穴として最も適切なのはどれか。

第27回国家試験 問題117

次の文で示す患者の病証で最も適切なのはどれか。「80歳の男性。日頃から腰下肢にだるさがあり、顔や目が赤く、頭や肩に張ったような痛みもあった。昨日、トイレで倒れ、舌が強ばって話しづらくなり、左の上下肢が麻痺した。」

第28回国家試験 問題129

罹患筋への治療穴として天泉を用いる疾患で、陽性となる可能性が最も高い理学検査はどれか。

第21回国家試験 問題126

肩こりに対する頸肩部の鍼治療を行う場合、脳虚血を起こしやすい体位はどれか。

第29回国家試験 問題148

次の文で示す病証に対する配穴の組合せで最も適切なのはどれか。「50歳の女性。3週間前に旅行で歩き過ぎて右殿部から大腿外側部のつっぱり感と痛みを自覚した。足先のしびれ、こむら返り、目の疲れも気になる。舌は淡白、脈は細を認める。」

第27回国家試験 問題127

高齢者の歩行能力に対する鍼治療の効果を評価するのに最も適切なのはどれか。

第28回国家試験 問題132

高齢者に対する評価法とその目的との組合せで正しいのはどれか。

第21回国家試験 問題127

緊張型頭痛に対する局所治療について、罹患筋と治療穴との組み合わせで正しいのはどれか。

第27回国家試験 問題119

次の文で示す患者の病証に対する治療で最も適切なのはどれか。「38歳の男性。主訴は鼻閉と鼻汁。鼻汁は黄色く粘りがあり量も多い。日中は頭がぼんやりすることが多く、皮膚掻痒感や嗅覚障害もある。舌質は紅、胖大舌。」

第28回国家試験 問題123

次の文で示す症例で経脈を考慮した治療穴として最も適切なのはどれか。「19歳の男性。2か月前に左足関節の内がえし捻挫を起こし、今も痛みが取れない。イライラしやすく、左肩上部のつっぱり感がある。」

第29回国家試験 問題138

スポーツ障害と罹患筋に対する局所治療穴の組合せで適切なのはどれか。

第26回国家試験 問題128

次の文で示す患者の病態に対し、罹患局所への施術対象となる神経根で最も適切なのはどれか。「40歳の男性。腰椎椎間板ヘルニアを発症し、腰下肢痛がある。患側の母指底屈筋力の低下、アキレス腱反射減弱、足底の知覚鈍麻がみられた。」

第25回国家試験 問題138

次の文で示す症例について、問いに答えよ。
「23歳の女性。体操の選手で運動性無月経がみられる。東洋医学的所見では顔色は白く、肌につやがない。舌は淡白、脈は細。」
問題138 本症例の病証で最も適切なのはどれか。

第26回国家試験 問題133

次の文で示す神経麻痺の罹患神経に対して低周波鍼通電療法を行う場合、経穴の組合せとして最も適切なのはどれか。「手背の骨間溝が著明で鈎爪指がみられるが、パーフェクトOは正常であった。」

第21回国家試験 問題137

次の文で示す症例についての問に答えよ。
「23歳の女性。主訴は月経痛。下腹部の脹ったような痛みで月経血に血塊がみられる。下腹部を押すと痛みが増強。舌診では淡白舌、舌苔剥離、脈診では弦脈を呈した。」
病証に基づく治療方針として最も適切なのはどれか。

第26回国家試験 問題139

「36歳の女性。締め付けの強い下着をはくようにしたところ、最近、太ももの外側部に痛みとしびれが起こったので来院した。運動麻痺はない。MRIでは腰椎の異常はなかった。」本症例の障害神経はどれか。

第29回国家試験 問題152

「45歳の女性。主訴は倦怠感。1か月前より強くなった。寒がりで、動作が緩慢である。食欲低下、便秘、月経過多、徐脈を認める。」病証として最も適切なのはどれか。

第28回国家試験 問題117

頑固な腰痛に対する治療で、腰部に鍼を2本使用して行うのはどれか。

第21回国家試験 問題130

野球選手の慢性期の肩インピンジメント症候群に対する局所治療穴で、最も適切なのはどれか。

第30回国家試験 問題158

次の文で示す症例について、問題 157、問題 158 の問いに答えよ。
「62 歳の女性。主訴は腰痛。立位で腰椎の前弯が強く、骨盤が前傾している。膝関節のアライメントの異常はみられなかった。」
問題 158 伸長し弱化している筋への局所治療穴として最も適切なのはどれか。