東洋医学臨床論|鍼灸師国家試験問題|81問〜100問

第28回国家試験 問題122

次の文で示す症例の治療穴として太衝とともに用いる原穴はどれか。「49歳の女性。半年ほど前から、めまい、顔のほてりが起こりやすく、汗が出やすい。腰や膝がだるく、力が入らない。閉経している。舌質紅、脈細数。」

第28回国家試験 問題124

腰部脊柱管狭窄症に対する診療においてSOAP形式で記録する場合、Aに該当するのはどれか。

第29回国家試験 問題133

L4‒L5間の後外側への椎間板ヘルニアによる下肢の痛みに対する局所治療穴として最も適切なのはどれか。

第29回国家試験 問題141

次の文で示す患者に対し、八会穴を用いて治療を行う場合、膈兪とともに選穴するのはどれか。「47歳の女性。2か月前からめまいがあり、頭部MRI検査では異常はなかった。疲れやすく、風邪を引きやすい。爪の色が薄く、経血量の減少がある。舌は淡、脈は弱を認める。」

第28回国家試験 問題121

次の文で示す症例に対して灸治療を行う場合に最も適切な経穴はどれか。「60歳の女性。主訴は陰部掻痒感。4日前に深酒をした。昨日より右膝内側から大腿部内側のひきつれ感がある。脈は左関上の浮数滑。」

第24回国家試験 問題140

次の文で示す症例について、問題139、問題140の問いに答えよ。「28歳の女性。第一子を出産したが、乳房の張り感はなく、母乳の出が悪い。産後の疲労感はある。なお、出産時には出血量が多かった。顔色はくすんだ黄色、舌質は淡白、脈は虚細。」
問題140本症例の乳汁分泌を促すために頻用されている経穴はどれか。

第25回国家試験 問題135

次の文で示す症例について、問いに答えよ。
「68歳の男性。主訴は呼吸困難。体を動かすと呼吸が苦しくなる。樽状胸を呈し、痩せている。呼吸機能検査で1秒率の低下および胸部エックス線写真で肺野の透過性亢進を認めた。ブリンクマン指数は960。」
問題135 本症例の疾患で最も考えられるのはどれか。

第25回国家試験 問題127

徒手検査所見と罹患部への治療穴の組合せで適切なのはどれか。

第30回国家試験 問題144

次の文で示す病証で随伴症状として最もみられるのはどれか。
「27 歳の男性。主訴は便秘。暑がりでよく汗をかき、便は硬く乾燥している。腹部膨満、口臭、顔面紅潮を伴う。舌は紅、黄燥苔、脈は実を認める。」

第22回国家試験 問題130

局所治療穴として気戸穴が最も適切となる徒手検査所見はどれか。

第27回国家試験 問題115

脈証と治療方針の組合わせで最も適切なのはどれか。

第30回国家試験 問題155

次の文で示す症例について、問題 155、問題 156 の問いに答えよ。
「32 歳の女性。主訴は月経時の下腹部および腰の痛み。主訴の部位と手足の冷えを伴い、温めると改善する。月経血は暗紫色で血塊が混じる。婦人科では機能性月経困 難症と診断された。」
問題 155 最もみられる脈状はどれか。

第21回国家試験 問題122

次の文で示す患者の病証に対する治療方針として最も適切なのはどれか。「40歳の男性。下腹部の痛みを伴う癃閉がある。口渇はあるが、あまり水を飲む気はしない。舌質は紅、舌苔は黄膩、脈は滑数。」

第22回国家試験 問題131

鶏歩を呈する患者に対する麻痺筋への低周波鍼通電療法を行う部位で適切なのはどれか。

第25回国家試験 問題140

次の文で示す症例について、問いに答えよ。
「58歳の女性。主訴は右手掌の痛み・しびれ。痛みの部位は小指を除く手掌部である。」
問題140 本症例の病態部位への刺鍼で適切なのはどれか。

第22回国家試験 問題119

乗り物酔いで吐き気を訴える患者に対して、八脈交会穴を用いる場合に適切なのはどれか。

第22回国家試験 問題122

痛む所が定まらない患者に対し、その部位を追いかけて次々と繰り返し刺鍼する十二刺はどれか。

第29回国家試験 問題130

特発性三叉神経痛の好発部位に対する局所治療穴として最も適切なのはどれか。

第23回国家試験 問題132

湿熱式ホットパックの用法について正しいのはどれか。

第29回国家試験 問題143

次の文で示す患者の病証に対する治療方針として最も適切なのはどれか。「36歳の女性。主訴は咳嗽。せき込むと粘稠で白色の痰を多量に喀出する。緩解と増悪を繰り返しながら3年が経過している。子どもの頃から食が細く、痩せている。舌は淡、白膩苔、脈は滑を認める。」