東洋医学臨床論|鍼灸師国家試験問題|81問〜100問

第27回国家試験 問題135

「18歳の男性。昨日雨に濡れ、その夜から悪寒、発熱、後頭部痛が出現した。脈は浮緊、舌は淡紅で薄白苔。咳、痰、鼻水はない。」本症例の病証で最も適切なのはどれか。

第28回国家試験 問題117

頑固な腰痛に対する治療で、腰部に鍼を2本使用して行うのはどれか。

第30回国家試験 問題142

次の文で示す病証に対する治療方針として最も適切なのはどれか。
「43 歳の女性。主訴は膝の痛み。 1 週間雨天が続き、症状が増悪している。昨日てんぷらを食べてから軟便である。舌は膩苔、脈は滑を認める。」

第30回国家試験 問題154

次の文で示す症例について、問題 153、問題 154 の問いに答えよ。
「26 歳の女性。なで肩で痩せている。主訴は右上肢全体の持続的なだるさ。腱反射は正常、スパーリングテスト、エデンテスト、ライトテストは陰性、アドソンテストは陽性。」
問題 154 罹患筋への局所治療穴として適切なのはどれか。

第28回国家試験 問題130

次の文で示す症例について、陽性となる可能性が最も高い理学検査はどれか。「45歳の男性。2か月前から左腰下肢に痛みを感じる。前かがみで痛みが増強する。左足底部の知覚鈍麻、アキレス腱反射は減弱。間欠跛行はみられない。」

第27回国家試験 問題138

「63歳の女性。主訴は尿もれ。咳をしたり、重い荷物を持ったりすると尿がもれる。腰背部がだるく、足が冷える。舌は淡で歯痕、脈は沈細。」本症例の病証に対し、難経六十九難による鍼治療で使用するのはどれか。

第27回国家試験 問題127

高齢者の歩行能力に対する鍼治療の効果を評価するのに最も適切なのはどれか。

第30回国家試験 問題139

次の文で示す病態により生じたスポーツ外傷・障害に対する検査法はどれか。
「膝関節の屈伸動作時に、ある組織が大腿骨外側上顆で繰り返し摩擦を生じる一種の使い過ぎ症候群である。」

第29回国家試験 問題143

次の文で示す患者の病証に対する治療方針として最も適切なのはどれか。「36歳の女性。主訴は咳嗽。せき込むと粘稠で白色の痰を多量に喀出する。緩解と増悪を繰り返しながら3年が経過している。子どもの頃から食が細く、痩せている。舌は淡、白膩苔、脈は滑を認める。」

第22回国家試験 問題134

次の文で示す症例についての問いに答えよ。「53歳の男性。3か月前から右腰下肢の痛みを感じる。右膝蓋健反射の減弱と下腿内側に知覚鈍麻がみられる。整形外科にて腰椎椎間板ヘルニアと診断されている。」
施術対象となる神経根で最も適切なのはどれか。

第21回国家試験 問題124

理学検査所見と罹患部への治療穴との組合せで適切なのはどれか。

第24回国家試験 問題118

機能性月経困難症の患者の治療でデルマトームを考慮して選穴する場合、適切でないのはどれか。

第30回国家試験 問題151

次の文で示す症例について、問題 151、問題 152 の問いに答えよ。
「25 歳の男性。 3 か月前から膨満感を伴う上腹部痛、嘔気が続く。症状はストレス で増悪、噯気で軽快する。下痢はない。舌は薄黄苔、脈は弦を認める。」
問題 151 病証として最も適切なのはどれか。

第24回国家試験 問題128

月経痛を訴える患者で鍼灸治療が最も適するのはどれか。

第29回国家試験 問題130

特発性三叉神経痛の好発部位に対する局所治療穴として最も適切なのはどれか。

第25回国家試験 問題140

次の文で示す症例について、問いに答えよ。
「58歳の女性。主訴は右手掌の痛み・しびれ。痛みの部位は小指を除く手掌部である。」
問題140 本症例の病態部位への刺鍼で適切なのはどれか。

第26回国家試験 問題129

頸部の神経根障害により手関節背屈と肘関節屈曲の筋力低下がみられる患者に対し、デルマトームを考慮して治療する場合、最も適切な治療穴はどれか。

第24回国家試験 問題130

高齢者の運動器の機能評価に用いるのはどれか。

第25回国家試験 問題133

次の文で示す症例について、問いに答えよ。
「24歳の男性。1か月前から右下肢痛を自覚。近医を受診してMRI検査にて椎間板ヘルニアと診断された。SLRテスト陽性。アキレス腱反射減弱。」
問題133 痛みを評価する方法として最も適切なのはどれか。

第28回国家試験 問題120

次の文で示す患者の病証として最も適切なのはどれか。「42歳の女性。主訴は頻尿と排尿時痛。尿は途切れがちで黄色く混濁している。会陰部の違和感や残尿感もみられる。舌質紅、脈は滑数。」