東洋医学臨床論|鍼灸師国家試験問題|21問〜40問

第26回国家試験 問題131

末梢神経麻痺と罹患筋への低周波鍼通電療法で用いる経穴との組合せで最も適切なのはどれか。

第24回国家試験 問題119

異常歩行とその原因となる筋に対する局所治療穴との組合せで正しいのはどれか。

第29回国家試験 問題143

次の文で示す患者の病証に対する治療方針として最も適切なのはどれか。「36歳の女性。主訴は咳嗽。せき込むと粘稠で白色の痰を多量に喀出する。緩解と増悪を繰り返しながら3年が経過している。子どもの頃から食が細く、痩せている。舌は淡、白膩苔、脈は滑を認める。」

第30回国家試験 問題152

次の文で示す症例について、問題 151、問題 152 の問いに答えよ。
「25 歳の男性。 3 か月前から膨満感を伴う上腹部痛、嘔気が続く。症状はストレス で増悪、噯気で軽快する。下痢はない。舌は薄黄苔、脈は弦を認める。」
問題 152 上腹部痛の性質として最も適切なのはどれか。

第23回国家試験 問題118

鍼施術が有効な睡眠障害で最も適切なのはどれか。

第27回国家試験 問題126

レイノー現象を呈する患者の局所へ低周波鍼通電療法を行う場合、最も適切なのはどれか。

第25回国家試験 問題126

次の文で示す患者への施術で罹患神経への治療穴として最も適切なのはどれか。
「30歳の女性。1週間前から手の小指側にしびれを感じ、母指の内転運動障害がみられる。フローマン徴候陽性、ファレンテスト陰性。」

第24回国家試験 問題122

次の文で示す患者の東洋医学的病態で適切なのはどれか。「65歳の男性。主訴は排尿痛。3年前から自覚するようになった。飲食の不摂生から便がすっきり出ないときに痛みが強くなり、下腹部の不快感を伴う。尿は色が濃くて量が少ない。舌質は紅、舌苔は黄膩。脈は滑数。」

第27回国家試験 問題123

次の文で示す患者の病証に対し、募穴を用いて施術をする際、最も適切な組合せはどれか。「27歳の女性。精神的ストレスにより便秘と下痢を繰り返している。腹痛は排便により軽減する。痩せ型で腹鳴もみられることがある。」

第26回国家試験 問題118

経脈病証で先に手の陽明経が病み、次に手の太陰経が病んだ場合、原絡配穴法の原則に従った選穴で正しい組合せはどれか。

第23回国家試験 問題121

次の文で示す症例で最も疑うべき障害部位はどれか。「68歳の女性。主訴は左殿部の痛み。ローゼル・ネラトン線を指標とした検査で左側に異常を認めた。ニュートンテスト陰性。」

第29回国家試験 問題139

次の文で示す患者の病証に対し、八脈交会穴の配穴に基づき、手関節近傍の経穴に刺鍼した。もう一か所の刺鍼部位として最も適切なのはどれか。「50歳の男性。主訴は上腹部痛。胸やけと悪心もある。」

第27回国家試験 問題132

次の文で示す症例に対して神経を介した治療部位として最も適切なのはどれか。「52歳の女性。1年前に子宮癌で摘出手術を受けた。転移はない。会陰部の痛みとともに、尿失禁も起こるようになった。」

第23回国家試験 問題133

次の文で示す病証についての問いに答えよ。
「38歳の女性。転職をきっかけに月経痛が増悪した。仕事が忙しくなるとイライラして症状もひどくなる。鍼灸院で肝気鬱結と言われた。」
最も現れやすい所見はどれか。

第26回国家試験 問題128

次の文で示す患者の病態に対し、罹患局所への施術対象となる神経根で最も適切なのはどれか。「40歳の男性。腰椎椎間板ヘルニアを発症し、腰下肢痛がある。患側の母指底屈筋力の低下、アキレス腱反射減弱、足底の知覚鈍麻がみられた。」

第23回国家試験 問題139

次の文で示す患者についての問いに答えよ。
「57歳の女性。閉経は54歳。最近、顔のほてりと発汗が頻発し、耳鳴り、めまい、手足のほてり、腰部の重だるさ、肩こりを随伴し受診した。ホルモン検査で異常が指摘された。舌質は暗紅、舌苔は少なくやや乾燥。脈は細数。小腹不仁が認められた。」

患者のホルモン検査で血中濃度が基準値より高いのはどれか。

第25回国家試験 問題120

次の文で示す患者の病証に対して原絡配穴法により治療を行う場合、経穴部位として最も適切なのはどれか。
「48歳の男性。主訴は腰痛。痛みで上体を反らすことができない。咽の渇き、陰嚢の疼痛を伴うこともある。」

第30回国家試験 問題138

スポーツ障害と罹患筋に対する治療穴の組合せで最も適切なのはどれか。

第22回国家試験 問題126

次の文で示す患者の病証に対する治療方針として除くべき外邪はどれか。「55歳の男性。風が強く吹く天候の中、ここ数日屋外で仕事をしていたら右上肢に痛みが出た。痛みは右の肩や肘、手首など定まっていない。疼痛部に冷えはない。舌苔は薄、脈は浮。」

第26回国家試験 問題136

「37歳の男性。主訴は不眠。仕事の期限に間に合わせるため長時間労働が続き、疲労感とともに肩こり、腹部膨満感、中途覚醒に悩まされている。よくため息をつく。舌診では舌辺が赤く、腹診では胸脇苦満が認められた。」本症例の病証で最も適切なのはどれか。